出品商品への思い

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倉岳

球磨焼酎の大前提は米を原料にすることです。「倉岳」は芋で醸していますので、球磨焼酎とは名乗れません。それでも「倉岳」は人気商品として確固たる地位を築いています。ブラジル原産のシモン芋はビタミンや繊維質が豊富な反面、連作ができず2年に1度しか栽培できないそうです。30年ほど前に特産化を進めていた天草郡倉岳町(現天草市)からの依頼で開発しました。当時は芋焼酎をつくるノウハウがなく、シモン芋という特殊な材料の加工には相当な苦労があったようです。米麹を使用し、常圧蒸留でつくります。ロックで飲むのが好きだという堤有史(ありふみ)副社長ですが、焼酎通の方にはぜひお湯割りでシモン芋独特の香りを楽しんでほしいそうです。

黄金郷

「黄金郷」は主要銘柄の一つである「蔵八」をシェリー酒樽で3年以上熟成。樽熟成の焼酎は普通の商品に比べて出荷までに時間を要するので、どうしても値段が高くなりがちです。「黄金郷」は樽焼酎を身近に感じてもらおうと、手に取りやすい価格設定になっています。堤副社長は「かなり無理をしています」と笑いますが、品質には絶対の自信を持っています。米焼酎の芳醇な味わいと樽の香りのバランスが良く、料理の邪魔をしないため、食中酒としても最適です。ソーダ割りにすると切れ味が増し、のどごしが良くなります。「名は体を表す」といいますが、「黄金郷」はまさにその言葉通り。おしゃれなビンも目をひきますし、飲めば黄金郷に誘ってくれること請け合いです。

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